シンデレラ10周年記念アニメの考察と予想
こんにちは、今年は特段寒いですね。
298プロ所属2年のmartと申します。
この記事は298production Advent Calendar 2021 - Adventarの7日目の記事です。
前回の記事はこちら。
目次はこちら。
この記事について
まぁ、題名の通りです。
先日のシンデレラガールズ10周年ツアー千葉公演にて、とある映像が公開されました。
その内容は、10周年記念アニメの告知。
始まりは、壁に叩きつけられる[乙女の帰還+]小日向美穂(角と羽根付き)の姿
そして、満身創痍のアインフェリアの面々……
なんとびっくり、ただの告知動画ではありません。
「生存本能ヴァルキュリア」を元にしたショートムービーが公開された訳です。
推しが出演してない公演で推しが死んだんだが??????????
イベント自体はなんだかんだと2016年開催、もう5年前です。ここにきての供給は予想外過ぎました。びっくり。
本記事では、一考の余地がある理由についても含めてこの記念映像の考察をしていきます。
生存本能パート
動画内だけでも、色々と初見では聞きなれないであろう単語が出てきました。
「デミゴッド」、「ヴァルハラ」、「幻想と希望の戦乙女 ヴァルキュリア」、「ファンタジーメモリ」……
これらの単語ですが、実はイベントコミュで言及が
ありません 何それ????
デレステでは様々なシチュエーションでイベント楽曲が公開されますが、その世界線内のお話、所謂ドラマパートは殆どありません*1。関連作品も同じく、例えばミリオンライブ!の「MILLION THE@TER」シリーズでは楽曲に加えてドラマパートが収録されますが、デレステのイベント楽曲シリーズ、「STARLIGHT MASTER」ではソロ曲や歌い分けパートが収録されます。
という訳で、単語がわからなくても大丈夫です。みんな初見です。なんもわからん。
ただ、言及が無くとも10周年記念アニメがどの様に構成されるか、といった考察は出来ます。
それは動画最終盤に登場した「ファンタジーメモリ」という存在、そしてサブタイトル「ETERNITY MEMORIES」。
わざわざ「生存本能ヴァルキュリア」という物語を「ファンタジー」というジャンルで括り、なおかつ「MEMORIE『S』」ですから、ジャンルの違う他の世界、そこにある「メモリ」の存在を示唆させます。
つまり、構成としては「生存本能ヴァルキュリア」一辺倒ではなく、各種「メモリ」に対応した物語の詰め合わせ。10周年記念アニメはオムニバス形式で構成される可能性が高いです。
様々な世界線のアイテムを集めていくとなると、世界の破壊者こと某10周年記念ライダーが思い出されますが、10周年ということで、10(もしくは9+1)個の「メモリ」があるかもしれません。
構成にあたって、この10周年記念アニメには制約があります。
動画内で公表された通りアニメには190人+αの出演が宣言されています。正気か?
190人はまぁまぁ相当です。出演のペースを考える際、問題になるのは恐らく尺の都合です。
ここでメタ的な話をすると、この生存本能パートの恐らくラスト部分だけでも300秒、5分あります。その中で出演したのは8人。単純計算で190人の消化には5*190/8……約118分です。映画じゃん。
運営がどれだけ力を入れるかはわかりませんが、今の時点では劇場版やアニメ「シリーズ」の企画の発表では無いため、60分超のPVとして投稿されるか、5分程度のショートアニメを複数、という形で見られるかと考えられます。
ともすれば、あまり各々の世界観の説明に尺を当てられません。
そんなこんなで、10周年アニメは説明をある程度端折れる、既存の楽曲・イベントをメインに構成されると思います。デレマスのイベントも増し増し、サプボも増し増しで期待したいところではありますが、知名度も考えると、やはりデレステ内の楽曲のストーリーが選ばれるかと思われます。
という訳でどの楽曲を使うのかの予想に移ります、今回はデレステ内楽曲と、その他のコンテンツに分けています。
楽曲持ちイベント・コンテンツ
では、楽曲を持っているイベントの中でも、記念アニメに入りそうな曲をざぁーーーーっと挙げていきます。急に雑。
選考理由も付けてますけどぶっちゃけ勘と願望です!当たれば良いな!!!
一応生存本能ヴァルキュリアの様子を見るに、ある程度のストーリー性が持たせられそうな楽曲を選んでいます。
前述の尺的な都合からソロ曲はあまり挙げません。特定のPをいきなり殺しに来るかもしれませんがそれはそれです。
- きらりんロボのテーマ
初っ端から個人的大有力、歌唱は諸星きらり。アニメ「シンげき」では11話まるまる使って『鋼鉄公演きらりんロボ -決戦!グラッシー帝国-』の予告編が公開されました。唯一?のロボ曲、スパロボコラボといい何かとロボに関わりのあるシンデレラガールズ。出てくる可能性は高そうです。きらりんロボ。
ついでに無尽合体キサラギもチラ見せぐらいは……
- ヒーローヴァーサスレイナンジョー
- 輝け!ビートシューター
- Just Us Justice
- ダイアモンド・アテンション
- メルヘン∞メタモルフォーゼ!
- 凸凹スピードスター
- オタク is LOVE!
つらつらと挙げましたが、変身モノ戦隊モノの曲です。日曜朝シリーズ。他に近しい曲があるかもしれません。
一緒くたにまとめたのは、「メモリ」の名付けの様子を考えると、同系統のイメージ曲は同一の物語にまとめられる、同じような物語が「メモリ」に重複しないと思われるからです。この系統の名前を名付けるなら「ヒーローメモリ」でしょうか。
個人的には「メルヘン∞メタモルフォーゼ!」を本当に本当に映像化して欲しい気持ちがあります。魔法少女ウサミンを見たいんや。
- THE VILLAIN'S NIGHT
- Home Sweet Home
- かぼちゃ姫
- アンデッド・ダンスロック
- Sweet Witches' Night ~6人目はだぁれ~
ホラー系パニック系です。というかハロウィン曲シリーズでは?
圧倒的小梅ちゃん。上4曲は2Dリッチ実装済みですし、上から3曲までに関してはここ1年弱に公開された楽曲です。最近ダーク系統マシマシのデレステさんの様子が伺えます。
- 義勇忍侠花吹雪
- 美に入り彩を穿つ
時代劇シリーズ。ただ、時代劇枠は後述の新選組モノも関わって来そうなのでどうなることやら。アイマスと言えば時代劇みたいな所があるので(?????)無いことは無いと思います。多分
- モーレツ★世直しギルティ!
- Joker
立場的には真逆ですが、夜の街が似合いそうな曲シリーズ。「Joker」に関しては2Dリッチの描写だけでも短編アニメになりそうですけれども、どうでしょうか。
- 銀のイルカと熱い風
- 秋風に手を振って
- ツインテールの風
- 桜の風
「SEASONS!」の風シリーズ、「ロマンスメモリ」枠です。恋愛モノの楽曲も多々ありますが、4曲に渡ってストーリーが展開されているこの風シリーズに来てほしいですね。
- バベル
バベル枠です(何?????)。というのも来るとしたらバベル単体の物語になりかねないからです。曲とアイドルが強すぎる……
それはそれとして、今回のアニメの様な「世界線を跨ぐ」物語には、「一ノ瀬志希」「二宮飛鳥」という存在はキーマンに据えがちですので、重要人物・曲になりそうですね。
- 純情Midnight伝説
- EVIL LIVE
抗争枠。おだやかじゃないわね……
アイドルが特攻服着たり鉄パイプでぶん殴るゲームはデレステだけ!!こわい。
- 星環世界
- Needle Light
- Nothing but you
- さよならアンドロメダ
さよならアンドロメダもこの枠に入れてはいますが、この曲も物語が完成されているが故の単体枠です。アンドロメダ枠。
ざっと挙げてきましたが、ここまでで生存本能を含めて10枠です。改めてシンデレラガールズ、曲調が多種多様過ぎますね……。ソロ曲含めると全ジャンル網羅出来そう。特にここ1,2年の実装された曲が結構強めですね。
キリが無いのでこの辺りにしておきますが、どうなることやら。
その他イベント・コンテンツ
ここからは楽曲の無いコンテンツやシンデレラガールズの関連メディアに関して触れていきます。
- アイドルマスターシンデレラガールズ「LIVEツアーカーニバル」
10周年という長い軌跡、その中でもとんでもなく物語の蓄積を行っている定例イベントがあります。それが「LIVEツアーカーニバル」、〇〇公演と名が付くイベントです。
イベント期間中、毎日専用ステージやイベントコミュが追加されるため、シナリオテキストの文字数は地味に多いです。そんなイベントが9月の幻妖公演で第50回目。年期が凄い。イベントのアニメ化と聞いて、こちらからの登場を考えたPは少なくないハズ。
ただ、正直望みは薄いかなといった印象です。逆に物語が構成されきっている以上、(順当に行くなら)あまり省略や改変は出来ませんし、大抵の世界観が複雑だったりもします。やるなら映画でやってくれ。
そしてサプボの数もエライことになります。これについてはPからすると願ったり叶ったりですが、少々色々とひと悶着ありそうで怖いですね。
もちろん、サプボと新規楽曲を引っ提げて突進してくるかもしれません。よく分からない殴り方してきますしあの運営……。
- アイドルマスターシンデレラガールズ(アニメ)
「後述の新選組モノ」はここの「アイドルマスターシン選組ガールズ」のことを指します。CPの様子が気になるという点もありますが、ある問題を解決し得るかもしれないからです。
それは「事務所呼称問題」、アイマスシリーズの各プロダクションには「765」や「315」の様な3桁数字の呼称があります。しかし、シンデレラガールズには『ありません』。
「346」という呼称は、アニメ内の事務所のみを指す。ということになっています。
けれどもデレステのミッション欄には美城常務が5年強もの間鎮座しています。パラレルということですが、デレマスも含めテキストにおいては「346」という言葉が避けられます。そのため、デレの事務所について語る際、公式に則るなら「(便宜上の)346プロ」などと触れ書きをする必要があります。ややこしいですね。
この10周年の節目に言及して欲しいなぁというただの要望でした。はっきりして欲しい
- コミカライズ作品(U149、After20、WILD WIND GIRLなど)
スピンオフ・コミカライズ作品です。しれーっとアニメ化するかもしれません。
え?「メモリ」の種類? ……「コミックメモリ」とか……?
まとめ
予想とか宣いつつ殆ど結局シンデレラガールズの楽曲、コンテンツ紹介になってしまいました。これはこれで……。
既存の楽曲がメインとは述べましたが、オリジナルストーリーをこれでもかってくらいドロドロに入れて出てくるかもしれません。全員サプボとかトチ狂ったこともし始めるかもしれません。挙げておいてなんですが、この予想は、個人の妄想として収めるなら収めておいて下さい。今後の動向に期待ですね。
*1:とはいえ最近?は2Dリッチの描写がその枠に当てはまりそう