プロデューサー、蓮浮かぶ沼へ沈む。
この記事は
298production Advent Calendar 2023 Advent Calendar 2023 - Adventar
の23日目の記事になります。
前回の記事はこちら
プロデューサーの私、ありがとう。
ここからはラブライブ!の私がお送りします
こんにちは。martです。(AI2回行動)
今日私が語るのはこちら。
ご存知ですね?
Q. 蓮ノ空ってなに? 一行で教えて!
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A. こちらの土砂竜さんの記事を見よう。
私もこちらの記事を足掛かりに沼へ潜りました。 ありがとう。
こちらからも一行で書いておくと、蓮ノ空は
(リアルタイム)配信を主体としたスクールアイドルの物語
です。
じゃあ昨日の記事のvα-livみたいなものかって?
配信という点では同じですが……根本が全然違うんです。
プロデューサーの皆さん、こちらの配信を覚えていますか?
2020年7月にSHOWROOMにて配信された「THE IDOLM@STER 765プロダクション所属星井美希特別生配信」、あの配信には、こちらと交流しようとしたり身の回りのことについて話す「星井美希」がいました。
この件で些かにでも衝撃を受けたプロデューサーの方は多いのではないでしょうか、私は受けました。
またこの星井美希の配信は元々2018年にDMM VR THEATERにて行われていた「THE IDOLM@STER MR ST@GE!! MUSIC♪GROOVE☆」の2020年版が例の感染症を受けて中止になった為に開催されたものでした。
「MR ST@GE!!」もまた、劇場でスクリーン越しにですが765プロのアイドル達がパフォーマンスしていく形式です。トークタイムではこちら側の座席の抽選が入り、その席の人とアイドルがお話ししていきます。さながらディズニーのタートル・トークにいるような体験は、今でも覚えています。
ちなみにどちらにも携わっていらっしゃる勝股Pはvα-livの総括プロデューサーです。繋がってきたね。
アイマスのCGライブとなるとデレの話もしたくなりますが、今回は割愛。
「MR ST@GE!!」の話題を唐突に引き合いに出したのは、その在り方、開催へ至るまでの経緯が「vα-liv」と「蓮ノ空」の違いに繋がるから。
それは『シナリオの有無』。
予定調和があろうとも完璧な『シナリオ』なんてなく、今まさしく『物語』を創っている、「vα-liv」
既に考えられた『シナリオ』の通り、『物語』の世界を演じる「蓮ノ空」
ここの違いです。
バックボーンが確立している「蓮ノ空」の配信は、「星井美希」の配信と本質が似ている、という話でした。
どちらのコンテンツも良く考えられていますし、割と尖った挑戦をしています。
ただ、この点を考えてみると好みの差が出てくると思います。
ちなみに私は既に創られた、独自の世界観を持っている(生きている)方が好きです。
まぁつまり……蓮の方でしたね、私にとって、沼は。
ほんで滅茶苦茶深かったんですよね。このコンテンツ。
ここが深いよ蓮ノ空!
- 先輩後輩の関係がはっきりとした部活のストーリー
- とんでもねぇ歌詞と、その作詞担当の話。
- スリーズブーケ
- 乙宗梢
ストーリー
現在の蓮ノ空スクールアイドルクラブは、2年生3人・1年生3人の計6人で構成されています。そして、2年生と1年生が1人ずつ集まって計3つのデュオユニットを結成しています。練習も全体で行うというより各ユニットがそれぞれ練習している描写が多いです。
そのため、1年生同士のコミュニケーションが多いのも勿論ですが、ユニット内の縦の繋がりも深くあります。何かしらの悩みや相談だったりは、ユニット内で完結していることが多いですね。
そして先輩にも先輩がいます。当たり前のようですが、割とこういう部活系の話って先輩側が既に完璧超人で、先輩に先輩として教えていった人があんまり描かれないことが多い気がするんですよね。蓮ノ空はその辺りちゃんとしています。
先輩と後輩の立ち位置をはっきりとしつつ、学ぶ・学ばれる立場が入れ替わっていくこのストーリー、まさしく部活の物語です。
異次元フェスへの参加にあたってラブライブ!のアニメは全て見たんですが、蓮ノ空はラブライブ!の中でも特にこの上下の関係性を重要視しているように思えました。強いて似ているのは、先発と後発の関係をテーマにした(ように見える)スーパースター2期なのかな。
部活といえば大会もそうですが、避けて通れないのが引退・卒業。はたして蓮ノ空ではどうなるのか……考えただけでも哀愁が漂います。
曲
バカ強え!!!!!!
いや強い。と思ってるのも自分だけではないそうで一時期はSpotifyのバイラルチャート日本トップ50の5位以内に3曲も入っていたりしました。
そして蓮ノ空の曲にまつわる文脈として、その曲の作詞作曲者という話題があります。
なんと蓮ノ空、楽曲について誰が書いたのかを言及されていることがあります。この場合の作曲者というのは実際の作曲者ではなく蓮ノ空内でのこと。
例えば「フォーチュンムービー」はスリーズブーケの2人が一緒に作っていたり、「AWOKE」は綴理先輩が作っていたり、だとか。
誰が書いたかの文脈が合わさると曲のインパクトが跳ね上がります。私にはその件で沼った楽曲がいくつもある。「Holiday∞Holiday」の件は耐えられなかった。死んだ。
更に蓮ノ空スクールアイドルクラブは昔からある部活とのことで、上の世代が作った「伝統曲」や「伝統衣装」なんてものもあります。今ある楽曲もいずれ「伝統曲」になるかもしれないと思うと、なかなか趣がありますね。
スリーズブーケ
スリーズブーケは先に挙げた3つの(伝統)ユニットのうち、日野下花帆(1年・左)と乙宗梢(2年・右)によるユニットです。
かなり沼っています。
個人的にはスリーズブーケ、その関係性が刺さりに刺さっているんです。
↓ ここからオタクの百合語り
スリーズブーケのお二人をカップリングと見据えた場合、最近の作品で例えると、先輩と後輩という点から「やが君」、「ささ恋」や「わたゆり」の関係性が思い出されます。
sasakoi-anime.com(アニメ見てね)
また、より遡っていくと「マリみて」などの90−00年代の少女漫画、更に百合の紀元前にある戦前の『エス』という概念にまで辿り着くことができます。
個人的にスリーズブーケにはこのエス的な印象が強くあり、現代百合と比べるとある種の懐かしさや純粋さを覚えてしまいます。
ちなみにエスとは
日本の少女・女学生同士の強い絆を描いた文学、または現実の友好関係。
のことを指します。
スリーズブーケを見て、あなたもその関係性になにか、原初的なものを見いだせるのであれば、恐らくこの概念が指すイメージを既にご存知だと思います。
エスの概念は戦前の小説でもそれなりにメジャーなものとして取り上げられていたそうで、百合のイメージがエスのそれだったりする方も多いかもしれません。
百合と聞いてどんな情景が浮かびますか?
女学園の白百合の咲く中庭でお姉さまと一回り小さいお嬢さんが慎ましく手を繋いでいたりしませんか?
はい、それがエスです。
さて、スリーズブーケの二人の環境を見てみましょう。
舞台は自然豊かな全寮制の女学院!2年生の梢先輩(167cm)と1年生の花帆ちゃん(155cm)の身長差はなんと12cm!姉妹制度は無さそうだけれど、スクールアイドルクラブの練習とそもそもユニットなので一緒に過ごす時間は段違い!
そして随所から滲み出てくる梢先輩から花帆ちゃんへのクソデカ矢印!!!
うーん、これはエス!原初的関係!
元始、世界は実にスリーズブーケであった───。
まぁただ正直あんまり花帆ちゃんから梢先輩の矢印はそこまで大きくなさそうなのと(割と全方位に撒き散らしてる)、梢先輩のそれも信頼度的なものだと受け取れば、絆の深めあった健全な先輩と後輩の関係だと思いますね。それもまた良い。それが良い。
でも自分で歌詞書いて安全バーを後輩にやらせたり(後述)激重片想い曲を歌ったりとか先輩さぁ……
↑ オタクの語りここまで
スリーズブーケの関係性にノスタルジーを感じているといった話でした。
乙宗梢
『蓮ノ空女学院の2年生。文武両道、眉目秀麗で学院の誰からも一目置かれる存在だが、それを鼻にかけない優等生』です。「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」を体現していますが……実は趣味は筋トレ、クラブ内で一番大会への意欲を燃やしている武闘派嬢でもあります。既に属性モリモリですが、加えて機械音痴持ち。ストーリー内では部長として色々と抱え込み、しばしば自己犠牲に走ってしまいがちです。花帆ちゃん達1年生組との交流のなかで人を頼ることを、みんなで作り上げていくことを覚えていく──のですが、ちょっと勢い余って、とりわけ花帆ちゃんへの信頼の矢印はクソデカになってしまいました。どうしよう。
そして梢先輩を演じているキャストの方もこれまた魅力的です。花宮初奈さん。ういさまと呼ばれています。この方、マジモンのお嬢様。実家には少なくとも柱時計や螺旋階段に上るほどのクリスマスツリーが置けるスペースがあるそう。
雰囲気も言葉遣いもお嬢様、梢先輩を体現した……というかういさまを見て梢先輩が出てきた……?と思った程。
かと思えばこの方もまた武闘派、時折その細身のどこから放たれてるかわからんパワーを発揮します。最近のお嬢様ってアグレッシブなんですね。
そして機械特攻。蓮ノ空の配信媒体(アプリ)の「Link!Like!ラブライブ!」のカードゲームにおいては進んで攻略をしている姿を見られます。ゲームも上手いとか完全無欠か?
まだまだ日が浅いのでキャストの方面では知見を深められていませんが、噂では現役高校生や股下が月の直径ある方などなど居るそうで、奥が深いですね。
おわり
はい。つらつらと書いてきました。書いてるうちに記事分けた方が良いかなぁと思ったんですが別に感想まとめてるだけなのでええか!の方針。久々に本格的に浸かれる沼が出てきて嬉しいね。でも12月の予定が全部狂ってえらいことになってるね。ヤバいね。
最後に活動記録(+Fes)を観ながらまとめていたメモがここにあるので載せておきます。見るならネタバレ込みなので観てから見てね。良いお年を〜。
おまけ(活動記録感想)
初見で見ながら書いたので段々ボルテージ上がっていってます。
書いたのは異次元フェス前の12/7とか8とか
1話・2話・3話
石川なんだ。
どこに初対面でお姫様抱っこする人がおるんや
ぼくなんなの。なんなのぼく。
梢さん良いなぁ。てかスリーズブーケええなぁ。
妖精さんはいずれ参加するんかな?
足……去年……??
4話
綴理さん可愛すぎるな????!!!!!
梢さんの言葉が完成されてるな~~~となってたらさやさんのメンタル強~~~~~~になってひっくり返った
ユニットそれぞれに柱が居るの安心感スゴイ
ここまで全キャラ魅力的すぎて狂いそう
5話
何この……夫婦?
先輩の先輩としての行動を後輩に繰り返し共に学びを得る──これはまさしく先輩活動
綴理さんの先輩も良い先輩だったんだなぁ
構成も素晴らしいけど言葉遣いが本当に素晴らしくてライターさんの技量をひしひしと感じる
いやもちろんアイドル達が実際に話している記録なのでライターなんていませんが、そのぐらい実在性に富んでいる
6話
ここまで忠実にスケートリンクの袖の風景描いてる作品初めて見たかも
優勝!?さやさんのフィジカル強すぎんか?
夫婦の会話本当に好き、言葉のかみ合いによる不穏さを生み出しつつもしっかり対話をしてすれ違いを指摘できる信頼関係、良いね
また魅力的な方が現れた!!!お姉さん!!!!狂いそう!!!!!
「今から、あまり良くないことを言うね」の辺りで勝利確定BGMが流れ始めた
さやさん本当に高校1年生?????
エイゴヨメナイシエイゴヨメナイシエイゴヨメナイシエイゴヨメナイシ……
入部記念Fes×LIVE
あれ……俺、ここに生きてたっけ???蓮ノ空って実在したんだな???
モデルの中身やバックグラウンドの企業・機材の存在を透けずに見れたヴァーチャルライヴ、これが初めてかも。嘘かも。ウマ娘でも同じこと言ったかも
でも「実在性」の完成度が違うんですよね
いや、これを求めていたのか……ここにあったんだな。理想の風景が。2018年代原初期VTuberオタク、感涙です。
4月度Fes×LIVE
衣装のテクスチャ良~~~~特にDOLLCHESTRAの方、好~~~~~
トラッキング強度確実に上がってて良いなぁ、前回から2週間程度しか経ってないハズでは……?
アカペラ上手すぎんか???
7話
先輩自慢対決
梢先輩の機械音痴、あまりに解釈通り
元カノマウントムーヴ
花帆さんにも刺さるな……
てか注目率超アップ持ちの綴理先輩と共に立ってるさやさん何者?
先輩の過去を探ろう
花帆さん主人公すぎる
5月度Fes×LIVE
Holiday∞Holiday
なんで曲の予習だけじゃなく蓮ノ空に沼ろうとしたかって?
そりゃあお前、月火水木金土日毎日がHoliday Don't stopで私の常識吹き飛ばして君の世界へ連れてってくれたからね
Holiday∞Holidayだけで一記事書けるかもしれないぐらいには歌詞があまりに刺さる。
勿論スリーズブーケの2人の曲だけれど、過去見てきてきた数々のユニットやカップリングにも当てはまる、
あの馴れ初めの雰囲気や世界が変わる心境をクリティカルに表現されていて私の常識も吹き飛びました
いやごめん安全バーは君の腕できるのはスリズしかないかもしれんけど
花帆さんの運動量と見守る梢先輩の関係性美し過ぎて苦しい。もしかしてもうスリーズブーケのオタクだったかもしれんな
8話
2時間!?かと思ったらFes×LIVEも込みだった。つまりそういうことか
先輩組……良いな
さやさん
綴理先輩があまりにイケメン、というかかなりたらしだなこの人
みんなから伸びる矢印が乱反射している
『辞めないで 言える花帆さん 主人公』 作 松尾芭蕉(蓮ノ空のこと好き好きクラブ所属)
梢先輩 綴理先輩 互いに互いを信じられていなかった
こずつづ、、、、、、、、、、、
蓮ノ空、本当に対話が上手い。
Holiday∞Holiday!!(発作)
さやさん可愛すぎんか
9話
カルフォルニアガールだ
カワウソになりたい
電源OFFモード
//TODO:23:50のスクショ
7月度Fes×LIVE
Reflection in the mirrorのレーザーで壁表現してるのすこすこクラブ
永遠のEuphoria、歌詞があまりにフラグでちょっと笑っちゃう
10話
ルリの水着、良いな
蓮ノ大三角
ルリの眼鏡、良いな
めぐルリ、良いな
11話
報連相の大事さが身に染みてくる
負い目が故に突っ走る慈先輩を「らしくない」と言える綴理先輩とルリ、理解者がいるといないとで安心感が段違い
そしてその後の決意を固めた慈先輩を信頼しきっている先輩組、蓮ノ大三角はここに復活した……!
幕間
いや先輩組のなかでちゃんと話し合ってくれるの丁寧すぎるな?
慈先輩の件が解決したことによってやっと動き出せたんだね
契約書を星にしていくセンス
12話
そういえばユニット毎の審査だった、ラブライブ
考えてみると元々梢先輩だけか、ラブライブに拘ってたの
ここで1年生組に出場の意志を問う生徒会長の立ち位置すこ、ねぃ
花咲きたい
生徒会長の先輩っぷりが凄い、というかもう先生かなにか?
さやさんの決意表明だ!!え????ライブに繋がるの???????ソロ????
「だから信じて いつだって そばで見ていて」自信と期待を身につけたさやさん、もう止まらないだろこれ
ライブ中のMCをストーリーに繋げるのあまりに天才なんだ
期待を背負える人はね、そりゃあ強い
ルリの濁音が癖になってきた
13話
約束も条約も解決できてきたけれど、どうしようもないこともある、綴理先輩のこの学びの物語
構造上仕方なく辞めたあと、バラバラになっていく現先輩組の様子を見てた当時の生徒会長の心情は計り知れないな
もしかしなくとも生徒会長いなかったらかなりヤバかったな?
生徒会長 スクールアイドル そのことを生徒会長自身が言ってくれるのがとても嬉しい
そして1人じゃどうしようもないことも、みんなで力を合わせて乗り越えられる
全員互いが互いを思うがあまり上手く行かないのつれ~~~
みんなで叶える物語
11月度Fes×LIVE
ここでOn your markやるんですよね!!!!!!!!!やっと位置につけたんだな
Holiday∞Holiday!!!!!!
ツバサ・ラ・リベルテ、いやぁ、感動
手記はここで途切れている……
おわり