人間モルモットについて + シャニPおすすめミリオン曲(後編)(準備中)(未定)

この記事は298production Advent Calendar 2022 - Adventarの21日目の記事になります。

前回の記事はこちら

 

 

 

 

 

 

 

martです。

訳わからん問題をうんうん考えてたら日付変わってました。

今日は被験について。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然ですが皆さん!!!!!!被験、してますか???????????????????

 

 

 

 

298プロは一応筑波大学内のサークルです。筑波大学つくば市にあります。つくば市と言えば?そう、研究都市として作られた街なんですよね。「筑波研究学園都市」とも言われます。

集中的に研究が盛んなこの街ですが、研究が盛んだと様々に特殊な職種が募集されます。その中でもハードルが低いのが、この「被験者」です。要は人間モルモットですね。あとこの記事での被験は薬などの臨床研究、「治験」は含みません。あくまで研究のその場で色々とデータを取られる仕事のことを指します。

 

 

 

つくば市なら被験を受けやすい訳です。例えばつくば駅から大学と反対側に進んでいくと産総研(産業技術総合研究所)やおなじみJAXAがあり、色々と募集があります(基本産総研)。そもそも筑波大学内での被験募集もあります。

 

モルモットとは言ったものの、かなり割がいいです。というか滅茶苦茶丁重に扱われます(実験倫理規定諸々があるため)。短期(というか単発)バイトの候補にいかがでしょうか。軽くメリットとデメリットを書いていきます。

 

 

 

メリット

割が良い!

まぁ割が良いんですよ。何回言うんでしょうかね。

時給換算で1400~2000ぐらいです。基本面接不要かつつくば市内なので移動とかの負担もありません。

 

すごい機材を体験できる!

すごい機材(雑)を体験できます。機材というのは、例えば大小様々な計測器だったり、出入力デバイスのことを指します。

後述しますが、研究所の被験では脳波を計測されることが多いです。それら諸々の器具ってまぁ滅茶苦茶値段が張るわけですね。普段は見れないんですよ。当たり前ですけど。

そんな機材で自分の脳波がモニターに映ってると、うおおおとなります。なると思います。

 

研究に参加できる!

研究や論文のデータの点で、ですね。別に名前とか出るわけでも、そもそも撮られたデータが使われるのかもわからないんですが、今まさに進行中の先端研究に関われて、その研究に1ミクロンぐらいは貢献できると思うと、ちょっと嬉しくなりませんか?なりませんか???

 

 

デメリット

振れ幅がすごい!

ぶっちゃけると「当たり」と「外れ」みたいなものです。研究が多種多様で内容の差が生まれてくるんですね。

参加させてもらって何だその態度と思われそうですが、「これ本当に倫理審査通ってるの????」って感じの非常に辛い実験が極まれにたま~~~~~にあります。そこまでいかなくとも、基本実験は大なり小なり心的・身体的ストレスがかかるものです。その度合いですね。

でもこれも時々めっちゃ楽な課題でめっちゃ貰える実験もあるんですよね~~ギャンブル~~~

 

基本短時間の単発!

これはデメリットでありメリットでもありますね。1日中だとか、数週間連続だとかは殆どありません。ただ、裏を返せば自分の好きな時間に細かく案件を仕込むことができるんですね。

例えば、朝ちょっと寄って被験して帰って授業だとかMTに出るだとかのムーヴをかますことが出来ます。してました。

賃金目当てであれば、働ける時間が変則的になりやすく、長期バイトを仕込めない方だとかにおすすめです。逆に長期バイトを持ってる方や大型連休中においてはあんまり費用対効果は薄いです。普通にバイトした方が楽です。そりゃあね。

 

 

 

 

 

色々あるよ被験の種類

ここからは今までに私が受けた被験を大雑把に紹介していこうと思います。もちろん守秘義務などなどありますので広告に載っている程度の情報量です。大体今までに40は受けてきたと思います。父さんな、モルモットとして生きていこうと思うんや……

 

 

1-2時間の連続作業 + 脳波測定

基本これです。作業の内容はPCを使ったり何かに書いたり動かしたり会話したり操作したり………………………………。

脳波の測定法もマジで色々ありましたが、電極を付けたキャップを被り、専用のジェル付けて頭の皮膚に電極ぐりぐりするのがオーソドックスっぽいですね。ジェルを付ける場合、帰宅時に髪を洗わせてくれるので(専用の洗面台がある)濡れても/汚れてもいい恰好で行きましょう。というか被験全部指定が無ければ身軽な恰好の方が良いです。

作業は往々にして簡単かつ単純なので、繰り返しの作業が苦手な方は苦痛かもしれません。

 

 

見知らぬ人とVR内で会話 + 脳波測定

こっから特徴のあった被験です。見出しの通りですが、同じ時間に被験に来ていた見知らぬ人と電極付けながらVR内で会話します。割と楽しかった気がする。会話のテーマは決まっていた(「5分間これについて~」みたいな)のでデッキに困ることは無かった気がします。

 

 

重機作業VR+ 心電図測定

空間型VRでショベルカーを操作するとかいうやつでした。これも楽しかった。あと測定が簡易だとこちらの心労も減って助かる。

 

 

食パンを食べる + 脳波測定

食パンを食べます。      

………………いや、本当なんですよこれ。パンを限界まで食べる様子の脳波を取られました。割と食パンだけを食べ続けるって大変なんですよね。しかも1週間おきぐらいに3回。美味しかったです。

 

 

睡眠 + 脳波測定

寝ました。

これは割と研究内容や応用法としては予想し易そう。特設の部屋で寝て、起きて、アンケート諸々に答えるだけっちゃだけではあった。ただ、募集要項に「夜10~12時に入眠かつ朝6~8時に起床のような健全な生活習慣」みたいなのを必須としていたハズなので、今はもう無理ですね………………。当時は若かった……。

 

 

呼吸(酸素)量を減らして作業 + 脳波測定

多分一番苦しいし辛かったやつ。なんやかんやして吸入する酸素を減らされます。モルモットを自称している分自業自得とも捉えられそうではありますが、この実験の時が一番「あっ……今、人権無いんだな、自分……」と思いました。こういうリスクもあります。それはそれで面白いところではあるんですけど。

 

 

MRI内で作業(2時間強) + 脳内撮影

(f)MRIうるせえ!!!!!!!!!!耳おかしくなりました。MRI内で2時間検査されること後にも先にもない気がします。多分MRIさんはお初でしたけど、割とちゃんと脳の断面が撮られててひょええとなりました。終盤は音の遮断のために、来る道中に聴いていた「Anniversary」を脳内で流して優勝していたため、データ的には無茶苦茶だったかもしれません。

 

 

 

 

おわり

こんな感じです。もちろん色々研究内容は散らばってますので、調べてみると面白いかもしれません。是非つくば市にいるうちに体験してみてください。

首都圏でここまで民間/学生に募集が下りてくるのは稀だと思います。また、今回は触れませんでしたが、病院の泊まり込みで諸々の検査を行う「治験」についても、割と募集が多いですので、こちらも探してみると良いかもしれません。

 

 

 

 

 

おまけ

シャニPおすすめミリオン曲(後編)(準備中)(未定)

前回、後編をやるとか言っていましたが、全然間に合わなかったため、準備中ということにさせてください。そのうちしれっと更新します。

 

代わりに「とりあえずぶち上がりたい人」向けのミリオン曲プレイリストを置いておきます。よいお年を~。

 

open.spotify.com